ライフスタジオの店舗は、赤坂、所沢、水戸、名古屋、成城と5店舗にまで増えました。いわゆる七五三や成人式の型もの記念写真には頼らない。ベビーや子供を主体にした純粋なポートレート撮影だけのハウススタジオ。そんな夢のようなスタジオが成功するのでしょうか。各地に増えているライフスタジオの店舗展開がそれを証明しています。
スタジオのインテリアをみるとまず驚きます。いままでの写真館のスタジオとはまったく違った、オシャレな小物や雑貨でレイアウトされた、夢のある物語を感じさせる各コーナー、思わず感嘆の声が出てしまうでしょう。こんなシチュエーションで撮影するなら、かわいらしい子供の写真が誰でも撮れそうな気になってしまうほどです。
スタジオ自体が、ハウススタジオづくりの要の部分ではありますが、それが採算に乗らなく
ては意味がありません。経営指標をどのようにたてるのか、スタッフの給与や固定費、毎月の撮影組数など計数管理が重要です。かわいいステキな写真を撮るだけが、ライフスタジオではありません。こうした数字の裏付けを聞きましょう。
また、ネットを使ったマーケティング、母親同士の口コミなど、いかに若い世代を写真の魅力で顧客として広げていくか、新時代のマーケティングも大切です。
昨年は、なぜ日本にもハウススタジオなのか、その大事な理論的背景をお送りしました。ことしは、それを前提にして、さらに進んだ実践ノウハウをたっぷりお届けします。そして、スタジオ見学のオプションツアーも用意しました。あなたも必ず、成功する新しい時代のハウススタジオを創りたくなることでしょう。