写真館の世界に衝撃を与えたのが、スタジオ写真フェアのワークショップ、永田昌徳氏による「撮られ方レッスンです」。カメラマンなのに、撮り方ではなく、撮られ方レッスン。永田氏の呼びかけは「フレンチを食べたことのないシェフはいない。でも、写真を撮られたことのないカメラマンは山ほどいる。撮られる喜びを知らないカメラマンが、喜ばれる写真を撮れるはずがない」
さあ、皆さんはどうですか。2回にわたってお届けした「撮られ方レッスン」ですが、いままでは講義とプレゼンだけでした。ことしは、すごいことが始まります。会場前方の壁は全面ミラー。受講者全員が、撮られ方レッスンに参加していただきます。
だから、服装も撮られることを前提に、また撮影用カメラを持参して参加してください。撮られ方が、ほんとうに理解できて初めて、顧客
やモデルの撮り方が本質的に変わるのです。このワークショップの実践を通して、あなたの撮り方テクニックが格段に飛躍するのです。
もちろん、アリアの目玉は撮られ方だけではありません。新しいウェディング施設から要請が来ているように、なんといってもウェディングおよびスタジオ写真のフレッシュな写真づくりにあります。と同時に、いかにそうした若い世代の顧客を集めていくのか、顧客としてファンにしていくのか、インターネットや口コミを生かすマーケティング手法もまた斬新です。
撮られ方レッスンと、アリアフォトグラフィックスタジオの経営ノウハウ、このふたつの情報を体で頭で体得してこそ、新しい時代のスタジオづくり、その方向性と実践が現実のものとなっていくのです。若い世代は絶対に受講すべきです。